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【UE】ControlRig SpawnControlの使い方メモ

注意すべき挙動

置いただけではValueTypeが確定せずコンパイルできません。

InitialValue(ワイルドカード)に刺したピンの型によって
SpawnTransformControlになったりSpawnFloatControlになったりします。

生成できる数は128が限界みたいです。 おそらくですがControl自体の限界数かと思われます。

環境

  • Windows10
  • UE: 5.1.0-22491701+++UE5+Release-5.1

【UE】一足先にUE5.1環境でVRM4Uを使う

追記:現在は既に正式対応されています

2022年10月9日現在 VRM4Uの最新のタグは5.1に未対応

最新のタグは20220915ですが、こちらを使用するとコンパイルを要求するウィンドウが出ます。 さらにVisualStudioからビルドしようとしてもコンパイルエラーしてしまいます。

https://github.com/ruyo/UnrealEngine_VRM4UPlugin/releases/tag/20220915

最新ソースでは対応がある

一方でmasterブランチ(正確にはvrm4u_master)を確認すると10月8日に5.1への対応をほのめかすコミットを確認できます。

https://github.com/ruyo/UnrealEngine_VRM4UPlugin/commit/3c2ed217d9c027e196cb6910181e333cbb39436a

最新のコミットからDLし、既存のPlugins/VRM4Uと置き換えてビルドすることで、5.1環境への対応を試みます。*1

なお、ソースからビルドすることになるので事前にC++プロジェクトにしておく必要があります。

自前でビルドしてみる

  1. DLしたPlugins/VRM4Uフォルダを既存のPlugins/VRM4Uフォルダと置き換える
  2. VisualStudioからビルド(コンパイル)を行う
  3. 上手くビルド出来たらUEを起動

細かい部分は自分で直す

私が試したときの最新のコミット*2では一カ所コンパイルが通らなかったので修正しました。

Source\VRM4UEditor\Private\VrmEditorBPFunctionLibrary.cpp

#include "MovieScene.h" // これを足す
#include "MovieSceneSequence.h"
#include "Sections/MovieSceneFloatSection.h"

結果

一足先にUE5.1環境でVRM4Uが使えます。

でも少し待てば公式に対応されると思うので特別な事情がなければ対応を待つのが賢いやり方です。

それでも先に試したいというせっかちさんは参考になれば幸いです。

*1:推奨されない方法での利用になるので不利益は自己責任です

*2:https://github.com/ruyo/UnrealEngine_VRM4UPlugin/commit/47878f5099f128b6bdbc6905fe35f7bc4bd83c88

【UE5】Window > Developer Tools > Modules が見つからない

環境

  • UE Version: 5.0.3-20979098+++UE5+Release-5.0
  • Windows 10 Home

代替手段として module list コマンドを使う

Moduleが表示できない問題は海外フォーラムでも指摘されてはいます。
もともとはVSCodeを使用している場合にあった不具合のようですが、UE5でも発生しているようです。

forums.unrealengine.com

しかし完全な解決案は提案されておらず、代替としてコマンドを使う手段が提案されています。

module list - モジュールをリスト表示する

module load modulename - モジュールをロードする

module unload modulename - モジュールをアンロードする

ちなみに他のWindow > Developer Tools の多くはUE5では Tools の中に移動しています。

【UE5】キーボード入力が効かないときに確認すること

AutoInputの設定は適切に設定されているか


Disableになっていないか確認する

AutoPossessPlayerは適切に設定されているか


Disableになっていないか確認する

他のActorに入力を奪われていないか


ConsumeInputが有効になっていると他に入力を奪われうる

特殊な事例

EnhancedInputでかつWidgetComponentを使っているときにWidgetComponentのFocusableが有効になっている


FocusされているとEventが発火しない

Gitを使ってたらhooksフォルダとlfsフォルダが突然できて消えなくなった

突如出現したhooksとlfsフォルダ
画像のように突然hookslfsフォルダが出現する現象に出くわしました。

削除してもすぐに再生成されてしまいます。

このフォルダは通常は.gitフォルダの中ににあるはず…なぜ?

.gitフォルダの中にもある
調べてみるとどうやらgit-lfsの不具合のようです。

github.com

私の環境はWindowsgit-lfsのバージョンは2.11.0でした。

最新では直っているらしいので手元の環境を更新し、lfshooks.gitフォルダの中に戻してあげることで解決しました。

ちなみに更新後は
gitバージョン:2.37.3
git-lfsバージョン:3.2.0

Fedoraでフルスクリーン表示した動画が切れる(Tearing)

Fedora Tearing Fullscreen Video

対象

以下の動画で画面が切れてしまう(Tearing)系Fedoraユーザー
www.youtube.com
つまり本稿は個人的な備忘録です。

調べると以下の掲示板やQAがヒットします。
https://bugzilla.mozilla.org/show_bug.cgi?id=1134077
https://ask.fedoraproject.org/en/question/80141/screen-tearing-fedora-23-gtx-970/

なんとなく以下の拡張をいれれば解決するという雰囲気です。
github.com

以下のサイトに行ってGnome-Extensionを有効にしたら、
Installed Extensions - GNOME Shell Extensions

書いてあるとおり、以下のコマンドを実行します。

bash -c '(cd ~/.local/share/gnome-shell/extensions; curl -LkSs https://api.github.com/repos/kazysmaster/gnome-shell-extension-disable-unredirect/tarball | tar -xvz --wildcards --strip 1 "kazysmaster-gnome-shell-extension-disable-unredirect-???????/unredirect@vaina.lt")'

もしフォルダがないとか言われたら、何かしら別の拡張を有効にしたりすればフォルダがつくられるはずです。

うまくいけば、こんな風に拡張機能が足されて、有効にしたらTearingは直るかもしれません。
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